2026年6月28日
SPI言語の例題と解き方|二語関係・語句の意味・長文のコツ
SPIの言語分野は範囲こそ広いものの、出題パターンが決まっているため、形式に慣れれば短期間で得点を安定させられます。代表的な出題と解き方のコツを押さえましょう。
// 主な出題形式
- 二語関係: 例「医者:病院」と同じ関係を選ぶ(役割と場所、原料と製品 など)
- 語句の意味: ことわざ・慣用句・語彙の意味を選ぶ
- 語句の用法: 同じ意味・用法の語を選ぶ
- 文の並べ替え: 接続語や指示語を手がかりに筋の通る順に並べる
- 長文読解: 本文の内容に合うもの/合わないものを選ぶ
// 解き方のコツ
二語関係は「AはBの◯◯」と関係を言葉にしてから選択肢に当てはめると速く正確です。長文は設問を先に読み、何を問われているかを意識してから本文を読むと時間を節約できます。語句の意味は知識勝負なので、ことわざ・四字熟語・敬語を日頃から触れておくのが効きます。
// 二語関係の代表パターンと例題
二語関係で問われる関係は、実はそれほど多くありません。代表的なのは次のパターンです。まず「どの型か」を見抜くことが第一歩になります。
- 同義・類義: 「永遠:永久」のように、ほぼ同じ意味
- 対義: 「需要:供給」のように、意味が対になる
- 包含(仲間と分類): 「りんご:果物」のように、一方が他方に含まれる
- 原料と製品: 「小麦:パン」のように、材料から作られる関係
- 道具と用途: 「はさみ:切る」のように、道具とその働き
- 職業と役割: 「教師:授業」のように、人とその仕事
例題を1つ。「米:餅」と同じ関係の組み合わせはどれでしょうか。「牛乳:チーズ」「机:椅子」「医師:病院」のうち、答えは「牛乳:チーズ」です。「米から餅を作る」=原料と製品の関係なので、「牛乳からチーズを作る」が同じ型に当てはまります。このように、関係を必ず文章にしてから選択肢に代入するのが鉄則です。
// 語句の意味で狙われやすい言葉
語句の意味では、日常での使われ方と本来の意味がずれている言葉がよく狙われます。例えば「気が置けない」は「遠慮がいらない・気楽に付き合える」という良い意味で、「油断できない」ではありません。「役不足」は「本人の力量に対して役目が軽すぎる」こと。「情けは人のためならず」は「人に親切にすれば巡り巡って自分に返ってくる」という意味です。こうした誤用されやすい言葉は出題者が好むポイントなので、意味を正確に押さえておきましょう。
// 文の並べ替えは接続語と指示語が鍵
並べ替え問題は、全部の順列を試すのではなく、確実につながる2文のペアを先に固定するのがコツです。「しかし」「つまり」「そのため」などの接続語は直前の内容を要求し、「それ」「この」などの指示語は指す対象が前に必要です。まず先頭に来られない文(接続語・指示語で始まる文)を除外し、残った候補から書き出しを決めると、選択肢が一気に絞れます。
// 長文読解は「選択肢の吟味」で決まる
長文読解で差がつくのは、読むスピードよりも選択肢の切り方です。「本文に書かれていること」と「常識的には正しそうだが本文にはないこと」を区別するのがポイントで、選択肢の中の「必ず」「すべて」「〜だけ」といった言い切りの強い表現は、本文の記述より踏み込みすぎていないかを疑いましょう。根拠は必ず本文の中から探し、自分の知識や印象で選ばないことが鉄則です。
// 時間配分の考え方
言語分野は問題数に対して制限時間が短く、全問をじっくり考える余裕はありません。知識で即答できる語彙系の問題は数秒で処理し、考える時間は並べ替えや長文に回す、というメリハリが重要です。分からない知識問題で悩んでも答えは出ないので、迷ったら仮の答えを選んですぐ次へ。この割り切りができるかどうかで、最後まで解き切れるかが変わります。
// よくある失敗と対策
- 1問に時間をかけすぎて後半が手つかず → 迷ったら仮の答えを選んで先へ進む
- 長文を最初から精読してしまう → 設問を先に読み、探すつもりで本文に当たる
- 二語関係を雰囲気で選ぶ → 「AはBの◯◯」と言語化してから選択肢に代入する
- 語彙対策を後回しにする → 知識問題は直前に伸びにくいので、毎日少しずつ積み上げる
- 解きっぱなしで復習しない → 間違えた問題は「どの型で間違えたか」を記録して弱点を潰す
// よくある質問(FAQ)
Q. 言語と非言語、どちらを優先すべきですか? — A. 苦手な方からで構いませんが、言語の語彙系は短時間の積み重ねが効く分野です。非言語の勉強の合間に、毎日数分だけ語彙に触れる形が両立しやすいでしょう。
Q. 対策はいつから始めるべきですか? — A. 語彙やことわざは一夜漬けが効かないので、早めに少しずつ始めるほど有利です。形式に慣れる演習は、受検が近づいてから集中的に行えば十分です。
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